株主優待を期待して株式投資!株主優待とは?

株主優待とは?

 株式投資をされている方の楽しみの一つが、株主優待。
 株主優待とは、上場企業が株主に対して、配当の他に製品・商品やサービスを提供する制度。
 これは上場企業の義務ではなく、あくまでも企業の行為によって行われています。
 株を持っている企業が株主優待を実施していれば、自社の製品・商品や割引券、お食事券などのほか、お酒や地域の特産品などをもらうことができます。(年に1回または2回実施している企業が多いです。)
 しかも、配当金と異なって、株主優待でもらったものに関しては課税されないというメリットも!
 現在では株主優待制度を導入している企業が増え、多くの上場企業が株主優待を実施しています。

 株主優待を目当てに企業の株を買う方も少なくなく、言い換えれば、株主優待はそれだけの魅力を持っているということ。

 企業側としても、自社製品やサービスを広く知っていただくことにつながったり、個人株主の安定化、株主数が増えることで流動性を確保したりと、株主優待を実施するメリットがあります。

株主優待を受けるために

 当たり前ですが、まず、株を買って株主になることが株主優待を受けるための条件となります。
 ミニ株やプチ株、S株などを利用して単元未満株を持っている方は、株主優待を受けることが出来ません。

 株主優待を実施する企業は90年代初めは200社程度だったのに対し、2001年には600社を突破、さらに2006年には1000社を超えました。
 ここ数年は実施企業数に増加と減少が見られ、現在上場企業3730社中1018社が株主優待を実施、優待実施率は27.3%となっています。(株主優待ガイド 2011年版より)

 株主優待の内容や何株買えば株主優待を受けられるかなどの情報は、口座開設をした証券会社や企業のホームページのほか、市販されている書籍などで確認することができます。

 そして、株主優待を受けるために最も大切なこと、それは、権利確定日に株を保有していること。

 権利確定日とは、会社ごとに決められた基準日で、この日、株主名簿に株主として記載されることにより、配当金や株主優待を受けることが出来ます。
 言い換えれば、株主として名簿に名前が載らない限り、株主優待は受けることは出来ないのです!

 しかも、株を買ったらすぐに名簿に名前が載るのではなく、権利確定日の3営業日前の後場取引了時点までに株式を保有している必要があります。
 この権利確定日の3営業日前のことを権利付最終日と呼びます。
 たとえば3月31日が権利確定日なら、権利付最終日である28日の後場取引終了前までに株を購入する必要があります。
 ※以前は、「権利確定日の4営業日前が権利付き最終日」とされていましたが、平成21年11月19日(木)以降に設定される基準日について、普通取引の権利付最終日は基準日等の3営業日前の日となりました。いまだに修正していないwebサイトも少なくありませんので、注意してください。

株を買うタイミング

 株主優待や配当を目当てにした場合、権利付最終日に株を買えばいいんじゃないか、そう捉えがちですが、実はそうでもありません。

 このページの冒頭に書いたように、株主優待を目当てにされている方は少なくなく、こういった方々は権利付最終日に近くなると株を買い始める行動をとります。
 これを反映し、多くの企業において、権利付最終日が近づいてくると株価も次第に上昇していくといった傾向が見られます。
 このため、株主優待を目当てに権利付最終日に買うと比較的高値で買ってしまうことが少なくありません。
 業種や企業によって株価の動きは異なり、いつ買えば良いか? について統一された正解などありませんが、個人的には1〜2ヵ月前から買っておいても良いかな?と感じています。

株主優待はいつ届く?

 権利確定日が過ぎたら、すぐに株主優待として商品や割引券などが届くわけではありません。
 企業によって異なりますが、だいたい3か月くらいで自宅に届くと考えておきましょう。
 3月が決算の会社なら6〜7月といった具合です。

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