株主の配当金は株式投資の楽しみの一つ

配当金とは?

 株主の配当金とは、企業が得た利益(税引き後)から、その一部を株主に分配するものです。
 業績が悪く赤字が生じた場合や、利益があっても内部保留を厚くしたい場合(会社の成長のために使う)などは、無配といって配当金が出ません。
 配当金の額は一定ではありませんが、配当利回りで1〜2%程度の配当金を出す企業が多く、中には5%ぐらいあるケースもあります。(※配当利回りとは、1株当たりの配当を株価で割ったもの。)

 超低金利政策が続く日本では、銀行の定期預金の利息よりもマシですが、株価が買った時より下がらないことが前提であることは言うまでもありませんね。

 なお、無配になる場合も含めて、配当の金額は株主総会の決議で決定されます。

配当金を受ける権利

 配当金を受けるためには、株を買って株主になる必要があります。
 株主優待の場合、単元株以上の株を持っていないといけませんが、配当金は単元未満株を保有している方でも、もらう権利があります。
 このため、ミニ株を利用されている方でも配当金を期待することができます。

 また、権利付最終日は権利確定日の3日前となっているため、3月31日が権利確定日である場合、3月28日の後場取引終了時点までに株を買っておく必要があります。
 これは、株を買ってもすぐに株主名簿に名前が載らず、事務的な処理などに3日間の時間を要するためです。
 ※以前は、「権利確定日の4営業日前が権利付き最終日」とされていましたが、平成21年11月19日(木)以降に設定される基準日について、普通取引の権利付最終日は基準日等の3営業日前の日となりました。いまだに修正していないwebサイトも少なくありませんので、注意してください。

株を買うタイミング

 株主優待や配当を目当てにした場合、権利付最終日に株を買えばいいんじゃないか、そう捉えがちですが、実はそうでもありません。

 株主優待や配当を目当てにされている投資家は少なくなく、こういった方々は権利付最終日に近くなると株を買い始める行動をとります。
 これを反映し、多くの企業において、権利付最終日が近づいてくると株価も次第に上昇していくといった傾向が見られます。
 このため、株主優待を目当てに権利付最終日に買うと比較的高値で買ってしまうことが少なくありません。
 業種や企業によって株価の動きは異なり、いつ買えば良いか? について統一された正解などありませんが、個人的には1〜2ヵ月前から買っておいても良いかな?と感じています。

株主配当金の受け取り方法

 株主配当金の受け取り方法には、
1.株主が指定した金融機関口座に振り込む方法
2.企業が発行し、郵送する配当金領収証と引き換えに、お近くの郵便局・ゆうちょ銀行窓口にて現金を受け取る方法
3.証券会社の口座を通じて受け取る方法
があります。

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